この「太平洋戦争 日本陸軍戦記」は、昭和45年12月、文藝春秋臨時増刊として刊行されました。編集長は文藝春秋の社員で、後に「昭和史の語り部」と呼ばれた半藤一利さんです。
今年2025年は「戦後80年」にあたります。この機に、もう一度昭和の戦争について考えたいと思い、『日本軍艦戦記』『日本航空戦記』『日本陸軍戦記』(いずれも半藤一利責任編集)と続くこの戦記シリーズを、当時のかたちのまま復刊いたしました。
この戦記シリーズのなかには、この戦争で命を落とされた方々の写真なども掲載されております。〈のべ一千万人の日本人が兵士として参加し、戦死200万人。さらに100万人の人が傷つき、空襲や原爆や沖縄で死んだ一般民衆は70万を数える。これだけの死は、いったい、何のためであったか。〉(「日本軍艦戦記」より)
戦争がいかに過酷で、繰り返してはならないものか。編集長の半藤さんをはじめ、当時の編集部の思いでしょう。刊行から50年あまり、本シリーズをあらためて世に問いたいと考えた所以です。

戦後80年特別復刻

文春ムック
半藤一利/責任編集
出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-16-007109-4

関連商品

当サービスについて

ワイコレ!へようこそ。YahooショッピングのWebサービスを利用し、各大手のショッピングモールの商品と比較できます!最適な商品探しの助けになれば幸いです

akihiro

info(アットマーク)tech-duct.com