10年間の多大な写真と記録より書き下ろした「ある、りんご園の一年」。<br><br><br>奇跡のりんごを開発し、自然栽培を世に広めた木村秋則の次女・木村江利さんによるフォトドキュメンタリーです。<br><br><br>光と陰<br><br>絶望と希望<br><br>永遠の一瞬<br><br><br>自然という “命のつながり” のなかで、ただただ日々、畑に向かう父。<br>それに呼応する、りんごの木々。<br><br><br>「父・秋則と母・美千子が死に物狂いで取り組んできたことを残したい」という、一番近くで見守ってきた木村江利の思いが詰まった写真集です。<br><br><br>撮影/木村江利<br>装丁・デザイン・構成/山下リサ(niwa no niwa)<br>構成・編集/温野まき<br><br><br><br><br>*本書は、リサイクルの工程に配慮して、カバーにPP加工をせず、ニス加工をしています。PP(ポリプロピレン)は、一見丈夫ですが、劣化すると手で揉んだだけで粉々になります。<br><br>いま、海洋汚染で問題になっているマイクロプラスチック。その主なプラスチックの一つがポリプロピレンです。ニス加工はPP加工ほどの強度はありませんので、使用しているうちに表紙が擦れて白くなりますが、紙の風合いと経年による味わいをお楽しみください。