20世紀に様々な芸術や運動の一大結節点となったダンス。全体性や聖性をめぐる思潮をふまえ、文学との交点で「踊る身体」の宇宙論的な表象を読み解いた力作。(演劇・映画図書総目録より)
ミュージアム・ショップの計画立案は、母体となるミュージアムの教育目標に特に配慮したもの、そしてその理念に合致したものでなければならない。またミュージアム・ショップで見るもの感じるものはすべて、そのミュージアムの雰囲気、精神を反映したものでなければならない。本書は、他のどの小売業とも似ない、ミュージアム・ショップ独特の新規開設、改装、拡張計画方法を簡潔にまとめたものである。
本書には、世界的な諸問題に関するサルボダヤの見方および新しい世界秩序をつくり上げるためのサルボダヤの実践についての論文が収録されている。
東京で生まれ、信州に学び、選んだ道はたった一人の道化師稼業阪神淡路大震災では長野大学ボランティア隊を率いて神戸に飛び、地元に帰れば公民館で道化師講座その生きるパワーの源に、いつも笑顔が輝いている八方ふさがりの現代人に贈る愛と勇気の応援ストーリー
古来、刀剣の鑑定、研磨を業としていた本阿弥家は、将軍家のとの交わりも深く、光悦の晩年には洛北の鷹ヶ峰に光悦村をつくり、自己の芸術精神で統一した芸術集団を結成したが、「本阿彌行状記」は光悦の諸芸はもとより、ひろく平生の言行の類を。主として孫の光甫が記述した本阿弥家の家記である。本書は、。定本をつくるために諸写本を校合して成ったもので、正木氏による伝記と光悦論を付す。
ノートルダム大聖堂やグリューネヴァルトの神秘に肉迫した比類なき評論集。図版多数。
アメリカ亡命中の作品「コーカサスの白墨の輪」のほか、ヨーロッパに戻ってからの作品「コミューンの日々」「トゥランドット 姫一名 三百代言の学者」を収録。ベルリナー、アンサンブルを結成し、劇場の実際に触れた時期。
「自分で家をたてる」ことを身を持って体験した5人・5つの事例を通じて、いえづくり、ものづくりの精神を、図版や取材ノートから解き明かす。
1.編み込みテクニックの基本PART1「三つ編み」2.編み込みテクニックの基本PART2「なわ編み」3.編み込みテクニックの基本PART3「重ね編みと籠編み」4.いろいろな編み込みヘアをデザインするPART1「カジュアルに編む」 ほか
美学と批評を架橋すること?絵画、彫刻、写真、映画、詩、小説など、多様な“美的表象”を渉猟する美学者の、アクチュアルな批評論集。美と知の地平を博捜するリヴレスク・バロック第二弾。フランス文学者・鹿島茂との“書痴”対談収録。
大は銅像から小は装身具に至る多彩な美術鋳物。それら鋳造作業の実践的手引書。1983年アグネ初版の新装版。専門家から趣味人まで。
前衛いけばな作家、中川幸夫の協力者にして、みずからも花のいけ手として活動する千野の作品を70点収録。
1968年?2006年の最新作『宇宙樹'06』にいたる代表的な作品を見開きごとに取り上げ、コンセプトや制作エピソード等、豊富なテキストでそれを解説する。「近景」、「遠景」、「未来景」、野村仁の「ひたすらに見つめる」視覚の旅。「見ること」、そしてそれがもたらす「アート」を巡る一冊。