女子高生・一条生花の美しく白い肌に心を奪われた24歳の俊英画家・真部明春。彼女を描いてみたいと望みながらも、その肌に対する執着が彼女を汚してしまう事を恐れる…。一方、明春の思いを知った幼なじみで画商の高志から、絵のモデルになって欲しいと頼まれた生花は!?
失明した生花と、全てを委ねてくる生花の白く美しい肌に溺れる明春…。しかし、そのせいで明春が絵への執着をなくしてしまったことを知った生花は、二人で共に生きていくために、自らが前を向き、未来へと進もうと決意するが──!?
「滅び」は未来を思い描くことのできぬ者の上にやってくる...。『クイック・ジャパン』に連載された異色の問題作を大幅加筆・再構成し新エピソードも加え単行本化。一艘の方舟が紡ぎ出す、甘く美しく静かで透き通った終末世界。
中学時代、バスケット部のキャプテンとして活躍した陽一は、名門の私立H校に特待生として選ばれ、全国制覇の夢を持つ。しかし一年後、弱小・都立T校に転校してきた陽一の姿が……。心に傷を負った少年・陽一と、個性的なT校のメンバーが出会って起こす、奇跡の物語!
仲間に裏切られ、バスケを捨てた陽一は弱小・都立T校のメンバーに心動かされ、もう一度、全国制覇の夢を胸に抱く。だが春季大会初戦の相手は名門・A校。初勝利に向けて、バスケ素人の顧問・小山先生が用意した秘策とは…!? そして、T校メンバーに新たなる試練が…!
大学を休学して、大好きな祖母の遺した料理学校の理事長となった湊は、講師に迎えた板前・秋山、イタリアンシェフ・前田、中華・一夏、パティシエ・中村の4人の人気イケメンシェフとともに、学校存続に奮闘中。前田から完全に「男」だと思われていることがわかり湊はかなりショック。一方秋山からは積極的なアプローチを。そんなある日、前田がライバル校で講師をすると知り、落ち込む湊。前田の前で泣いてしまった湊は、思わず秋...
大好きな祖母の遺した料理学校の理事長となった湊は、講師に迎えた4人のイケメンシェフ――板前・秋山、イタリアンシェフ・前田、中華・一夏、パティシエ・中村とともに、学校存続に奮闘中。ようやく湊が「女」だと気づいた前田。湊を意識するあまり、態度がぎくしゃくしてしまう前田は、階段から落ちかけた湊を咄嗟に抱きしめる。一方湊は、未だ気づいていないと思いつつも前田に強く惹かれていき……!?
精神科医ダン・トルヴィルの庭で、ルナが見つけた少年デルタ。名前以外何も覚えていないデルタは、ダンの家を訪れた使い魔エドに自分が人ではなく“使い魔”だと告げられる。主人も魔力もない迷子の使い魔デルタは、エドとともに、魔術使いや使い魔も通う寄宿学校へ入学するが……。
「青春はどーこーだ!ここだ!『バンギャル』、それは人生を輝かせる最強のトキメキ趣味!」成瀬瑛美(でんぱ組.inc)共鳴! そのほか“ロッキンママ”東海林のり子、“歌舞伎役者”坂東亀三郎との描き下ろし対談漫画も収録!!
夜泣き谷から上京し、虫プロを訪ねてきた少年・トッペイ。なんと彼は、対象を恨んだり憎んだりすると、オオカミに変身してしまう“バンパイヤ族”だった! その超能力を狙って、様々な思惑がトッペイを翻弄する――。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT142~143『バンパイヤ』第1~2巻収録
ついに決行されるバンパイヤ革命! 革命を操るロックの心の闇とは? トッペイの運命とは? バンパイヤの掟で繋がった二人の因縁に決着の時がおとずれる!! 他、化け猫伝説を甦らせた第二部も収録! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT144,320『バンパイヤ』第3~4巻収録 <初出掲載>『バンパイヤ』第一部 1966年6月12日号~1967年5月7号 少年サンデー連載/『バンパイヤ』第二部 ...
近未来を舞台に、超高性能バイオチップ「我素」(がそ)をめぐって巻き起こる人類の攻防を描くSFアクション。「学習」「記憶」を繰り返し「自己増殖」、そして「自我」を持ち「変態」までをも始めた新型バイオチップ「我素」。しかし増殖過程で人間に有害な物質を放射することが分かり、政府から永久凍結を命じられる。ところがプロジェクトメンバーの日暮月光博士が「我素」を持ち出し行方をくらましてしまった。その後、世界各...
日暮月光博士の足跡を追うなかで、博士こそ「我素」(がそ)にもっとも近い場所にいることを知る八方塞と博士の娘・映子。そして、「我素」を追う彼らがオーストラリア・スエーン環礁で目にしたのは、波が巻き貝のように螺旋を描いた光景だった。「我素」は野外劇(ページェント)らしきものを通して、塞達に何を伝えようとしていたのか?やがて、東京湾に“人魚”に変態した「我素」が現れる。映子は“人魚”へのアクセスを試みる...
“人魚”に変態した「我素」(がそ)にアクセスしたレリギオ教団の教主ブラック・エコー。エコーは、八方塞と日暮映子の目の前で見る間に姿を変え、ブロック(自我)となった。ブロックとは人間のDNA(遺伝子)に寄生したプログラム。かつて「我素」の研究過程で“青い放射”を浴びた大沢木四郎も、生物学上の“種”としてよりも、ブロックとしての結びつきに目覚め、「“我素”は人間の敵なのだ!!」と言葉を残しブロックへと...
全能の力を手に入れることができるという“千獣観音の触手”。それは太古より、人間に寄生し、宿主の生命を吸い取りながら生き続けて来たという魔性の権化。永い間封印されてきたそれは、古代宗教学者・御神十蔵によって盗み出されてしまう。彼の死の直前、“触手”を寄生させられた息子の麻生は、軍需産業グループ・蛾羅間重工の工作員に捕えられる。兵器研究施設で実験中、触手の力を覚醒させた麻生は…!?
蛾羅間重工に捕えられた御神麻生は、研究施設での実験中、寄生した触手の力を覚醒させ、その恐るべき力で研究所を破壊し軟禁されていた姉の麻代を連れて逃走する。ただちに政府から派遣された剣少佐率いる特殊部隊と蛾羅間重工子飼いの魔道士集団“万魔衆”が麻生姉弟を追う。追手を逃れ、富士の樹海に入った姉弟はある老人に助けられるが…。
樹海で御神姉弟の前に現れた老人と謎の青年の正体は…!? 彼らにによって明かされた血塗られた“千獣観音の触手”の秘密――老人は四十年前、虚空剣を操る青年・神武了によって、その身に憑いた触手を払われていた。触手を巡る死闘がついにクライマックスへ!!
奇跡の力を手にした時、おまえは何を望む――?7年間の眠りから目覚めた“不死身の高校生”獅王乢。その身に、究極の力“千獣観音の触手”を宿し、より強者との戦いを求める乢は、2千年の長きに渡り触手を守護してきた一族である“イスルギ”の女剣士・瑜伽とともにイスルギの総本山へと向かう。一方、研究途中で乢を奪われた蛾羅間重工は、奪還のために人ならぬ闇の一族“万魔”を送り込むが…!?
手にすれば「死」すら克服できる究極の力・千獣観音の触手。不死身の高校生・乢の身に宿った触手のかけらを巡り“イスルギ”の剣士・瑜伽と、人ならぬ闇の一族“万魔”は激闘を繰り広げる。一方、蛾羅間一族次代のリーダー・シンは触手を我が物とし、ある「願い」を叶えるべくその野心を剥き出し始めるが…!?
この世をつくりたもうた神の手――その力を我が手に。蛾羅間一族の若きリーダー・シンは、全てを叶えるという究極の力・千獣観音の触手を手にするため沙庭千石という謎多き男と手を組み裏出雲の天神山の捜索を開始した。同じ頃、女子中学生・御雪は夢の中で自らを「土毛の巫女」と呼びかける声に誘われ、一人天神山に向かうが…?